こんにちは。KYOです。
今回は、WordPressのお話です。
当サイトはCocoonというテーマを使用していますが、先日、WordPressの設定を編集していたところ、突然、画面が真っ白になってしまいました。
画面と同じように私の頭も真っ白になってしまったものの、現在では何とかエラーから復旧できたため、今回は私が行った対策を解説したします。
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WordPressの画面が真っ白で表示されないエラーが起きた時の対処法
WordPressの画面が真っ白になるという異常事態が発生した原因は「テーマのための関数(functions.php)」の編集ミスでした。
functions.phpは「外観」→「テーマファイルエディター」の場所に存在しています。
Cocoonではテーマファイルエディターを開くとスタイルシートが最初の表示されますが、右側にある「テーマファイル」の上から2番目に「テーマのための関数(functions.php)」があります。
私はこの項目を開いて、新たにコードを追加しました。
しかし、そのコードに誤りがあったため、WordPressがエラーを起こし、画面が真っ白になってしまったというわけです。
このエラーで厄介なのはWordPressのダッシュボードにログインできなくなるということです。
通常、コードの記述を誤ってしまった場合、そのコードを削除すればエラーは解消されます。
ところが、画面が真っ白になってしまうこのエラーが起きると、ダッシュボードにログインするどころか、全ての操作が機能しなくなってしまうのです。
この状態を打破するためには、サーバー側で問題のコードを削除する必要があります。
今回のエラーが解消されるまでの簡単なステップがこちらです。
(2)ファイナルマネージャにログインしてfunctions.phpにアクセス
(3)functions.phpから誤ったコードを削除する
一つずつ見ていきましょう。
サーバーの管理パネルにログイン
契約しているサーバーは人によって異なるため、私の場合(wpXサーバー)で説明させて頂きます。
他のサーバーでは仕様が異なりますが、大枠の操作(手順)は同じだと思われます。
まず、wpXサーバーの管理パネルにログインした後、「インストール済みWordPress一覧」を開く、エラーが起きているサイトの「設定」をクリックします。
この設定をクリックすると、「WordPress設定」というページが開くため、そのページでファイナルマネージャにログインします。
ファイナルマネージャにログインしてfunctions.phpにアクセス
ファイナルマネージャにログインする前に、「FTPアカウント設定」をONにする必要があります。
FTPアカウント設定の「設定」を開いて、「利用設定」をONにした後、「設定変更(確認)」のボタンをクリックします。
次の確認ページが表示されたら、今度は「設定編集(確定)」をクリックします。
これで「FTPアカウント設定」がONになったため、次にファイナルマネージャにログインします。
functions.phpから誤ったコードを削除する
「FTPアカウント設定」がONになった後は、先ほどのWordPress設定の画面まで戻り、今度はファイナルマネージャにログインします。
ファイナルマネージャにログインすると、下記の画面が表示されるため、「themes」のファイルを開きます。
すると、WordPressにインストールされているテーマが全て表示されるため、エラーが起きてしまったテーマのファイルを開きます。
格納されているファイルの中にfunctions.phpという項目があるため、これに☑を入れて編集をクリックします。
そうすると、functions.phpが開くため、ここで誤って記述したコードを削除します。
誤った箇所が正確に分かるのであれば、全ての追加コードを削除する必要はありません。
ただ、どの部分を誤ったのかが分からないのであれば、追加したコードを全て削除してリセットしてしまうのが有効です。
誤ったコードの削除に成功すれば、WordPressのダッシュボードにアクセスすることが可能になります。
なお、ファイナルマネージャにログインする前に「FTPアカウント設定」をONにしているため、functions.phpを修正した後は、この設定をOFFにしておきましょう。
テーマのための関数(functions.php)は極力編集しない
Cocoonでは簡単な操作でアドセンス広告が掲載できる仕様となっていますが、当初、私はこの仕様を知らず、functions.phpを編集して広告を表示させようとしていました。
しかし、functions.phpは非常にデリケートなファイルで、1文字でもコードに過不足があったり、スペースが挿入されてしまうだけでWordPressの画面が真っ白になってしまいます。
functions.phpはWordPressのカスタマイズをする上で欠かすことの出来ない要素ですが、上記の性質から、初心者の方が編集するのはお勧めできません。
特にCocoonではカスタマイズするための装備が充実しているため、functions.phpを編集する機会は殆どないはずです。
そのため、やむを得ない事情がある場合以外でfunctions.phpを編集することは極力控えた方が賢明です。
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