レンタルサーバーを解約する上での注意点は、ドメインは別途で解約する必要があるということです。
先述した通り、ドメインを解約(廃止)するためには自動更新を停止する必要があります。
もしレンタルサーバーだけを解約しても、ドメインの自動更新がON(設定中)になっていれば、ドメインの更新代が毎年請求されることになります。
SNS上では「お名前.comから身に覚えのない請求が来た」という声が散見されますが、そうした請求の中には「解約したつもりになっているドメイン代」も含まれている可能性があります。
「レンタルサーバーを解約すれば全ての契約が解約される」と勘違いされている方が少なからず存在するため、この点は特に注意が必要です。
また、以下の点にも注意して下さい。
●最低利用期間の月を解約月にはできない
(例)最低利用期間が2024年7月であれば、当月には解約できず、最短での解約は翌8月となる
●まとめ払いにしていた場合、支払いプランの利用期限が解約設定日になる
上記の通り、レンタルサーバーの解約にも様々な制約があるため、こうした諸条件を全て把握しておかなければいけません。
お名前.comでは一度入金した代金については、たとえ途中でサービスを解約した場合でも返金されることはありません。
これはドメインでもレンタルサーバーでも同じで、支払い済みの料金は返金不可となります。
むしろ、レンタルサーバーのように最低利用期間が設定されているサービスを途中で解約した場合、違約金として解約手数料が発生するケースがあります。
最低利用期間中にご解約を希望される場合、解約手数料が発生いたします。
解約手数料は、「3ヶ月分の月額料金合計」-「解約時にお支払い済みの月額料金合計」となります。
※「(h)ttps://help.onamae.com/answer/8950」より引用
最低利用期間にも解約こそできますが、これは「利用していない期間分の代金が返金される」という意味ではありません。
途中で解約しても既に支払い済みの料金が返金されないことはお名前.com以外でも同様に見られるため、これは全ての企業に共通して言えることになります。
そのため、もし支払い済みの代金が返金されなかったとしても、それは勉強代として割り切るしかありません。
コメント