こんにちは。KYOです。
今回は、WordPressのお話です。
ある日のこと、WordPressで投稿した記事を編集して更新ボタンを押したところ、「更新に失敗しました。 現在オフラインのようです。」というエラーメッセージが表示されてしまい、記事を更新することが出来なくなってしまいました。
現在ではこのエラーは復旧していますが、復旧に至るまで試行錯誤したため、本記事では解決方法を解説いたします。
ただ、記事の更新に失敗する理由は複数の原因が考えられるため、私が講じた対策が通用しない可能性もあります。
そのため、本記事の解決策は一つの可能性であることにご留意いただければ幸いです。
●WordPress｜Cocoonで投稿者を非表示にする方法
●WordPressの画面が真っ白で表示されないエラーが起きた時の対処法
●Table of Contents Plusで目次が表示されない原因と対処法
WordPress｜「更新に失敗しました。現在オフラインのようです。」の原因
私の場合、記事の更新に失敗した原因は「WordPressアドレス（URL）」と「サイトアドレス（URL）」のアドレスが一致していなかったからでした。
この2つのアドレスは、WordPressのダッシュボードにある「設定→一般」の場所にあります。
WordPressアドレス（URL）はWordPressをインストールした場所であるため、この設定は変更しないようにして下さい。
もしWordPressアドレス（URL）を変更した場合、WordPressにアクセス（ログイン）することが出来なくなる恐れがあります。
サイトアドレス（URL）は、読者があなたのサイトを訪問する際のURLとなります。
通常、WordPressアドレス（URL）とサイトアドレス（URL）は一致させる必要がありますが、初期の設定ミスやWordPressのアップデートなどによって、この2つのアドレスが一致していない場合があります。
私の場合が正にこれで、アドレスの不一致により、「更新に失敗しました。 現在オフラインのようです。」というエラーが出現してしまったというわけです。
サイトアドレス（URL）はWordPressの設定（ダッシュボード）から編集することが出来ますが、ケースによってはダッシュボードからは編集できない場合があります。
その場合はサーバー側からサイトアドレス（URL）を編集することで、サイトアドレスのURLを変更することが出来るため、ご安心ください。
ちなみに、今回の問題と似たようなエラーで「記事の公開に失敗する」という問題にも見舞われました。
その時の対処法についても解説しているため、以下の記事も併せてご覧ください。
サイトアドレス（URL）を編集する方法
サイトアドレス（URL）をサーバー側で編集する方法は以下の2つがあります。
（２）functions.php
一つずつ解説していきます。
wp-config.phpを編集する
私が契約しているサーバーは「wpX」であるため、これを基準に解説していますが、実際にはあなたが契約しているサーバーでwp-config.phpを編集することになります。
契約しているサーバーによって仕様は異なりますが、大枠の手順を同じであるため、以下のステップを参考にして下さい。
まずwpXのサーバーパネルにログインし、左側にある「サーバー管理」の項目の中にある「インストール済みWordPress一覧」を開きます。
その中から当該WordPressの「設定」をクリックします。
すると、以下の画面が表示されるため、「FTPアカウント設定」の「設定する」をクリックします。
その後、下記の通り、「全てのファイル・フォルダにアクセスする」に☑を入れて「設定変更（確認）→設定変更（確定）」の順にクリックします。
以上でFTPアカウント設定は完了となるため、再びFTPアカウント設定に戻り、今度は「ファイナルマネージャ」にログインします。
ファイナルマネージャにログインするとWordPressに格納してあるファイルが一覧で表示されるため、その中から「wp-config.php」を探します。
wp-config.phpを見つけたら、下記の通り、□に☑を入れて「編集」をクリックします。
そうすると、コードが表示されるため、以下のコードを新たに追加して下さい。
define( ‘WP_SITEURL’, ‘http://あなたのサイトURL’ );
1行目がWordPressアドレス（URL）で、2行目がサイトアドレス（URL）となります。
これらのコードを追加した後は必ず「保存する」をクリックしておきましょう。
これでWordPressアドレス（URL）とサイトアドレス（URL）が一致するため、記事の更新に失敗することはなくなるはずです。
functions.phpを編集する
「functions.php」からでもWordPressアドレス（URL）とサイトアドレス（URL）を修正することが出来ます。
まずwp-config.phpの時と同様に、ファイナルマネージャにログインして、今度は「wp-content」のファイルをクリックします。
その後、下記にある通り、「themes」を開きます。
themesの中にはWordPressにインストールされている全てのテーマが格納されているため、現在あなたが使用しているテーマをクリックします。
すると、以下の画面が表示されるため、「functions.php」の□に☑を入れて「編集」をクリックします。
このファイルを開くと、1行目に「?php //子テーマ用関数」と記述されているため、この直後に以下のコードを新たに追加して下さい。
update_option( ‘home’, ‘http://あなたのサイトURL’ );
1行目がWordPressアドレス（URL）で、2行目がサイトアドレス（URL）となります。
これらのコードを追加した後は必ず「保存する」をクリックしておきましょう。
これでWordPressアドレス（URL）とサイトアドレス（URL）が一致するため、記事の更新に失敗しなくなるはずです。
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