ヤフオク:自動入札のデメリットや取り消し(止め方/解除)は?

こんにちは。KYOです。

今回は、ヤフーオークションについて取り上げます。

ヤフオクでは自動入札機能が最初から実装されており、特別な設定などせずとも一度入札すれば、自身が設定した最高額まで自動的に入札が行われる仕組みとなっています。

ただ、ここで気になったのは自動入札のデメリットです。

果たして、自動入札にはどんなデメリットがあるのでしょうか?

ヤフオク:自動入札の止め方|解除や取り消し方法は?

冒頭でも説明した通り、ヤフオクは最初から全てのユーザーに自動入札が設定されています。

しかし、この設定がデフォルトであるため、自動入札を止める方法はないのです。

この点について、ヤフオクの公式サイトでは次のように説明されています。

自動入札機能の取り消し(オフにする)はできません。

Yahoo!オークションで行う入札にはすべて「自動入札」機能がはたらきます。

■「https://support.yahoo-net.jp/PccAuctions/s/article/H000008807」より引用

したがって、ユーザーが個別に自動入札機能を取り消したり、解除したりすることは出来ないのです。

また、ヤフオクでは一度入札すると、その入札は取り消すことが出来ないため、この状態で落札してしまうと、その商品を購入しなければなりません。

一応、入札を取り消す方法は存在しますが、その方法は確実ではなく、最終的には出品者が入札の取り消し依頼を判断することになります。

こうした事情から、入札は慎重に行う必要があり、また、入札する際の予算(限度額)も無理のない範囲で設定する必要があるのです。

デメリットはある?

ヤフオクでは自動入札機能が最初から設定されているため、自身が設定した予算まで自動的に入札が行われます。

ただ、自動入札が行われるのは競合相手がいる場合のみで、競合相手がいなければ、入札が吊り上がるということはありません。

例えば、現在の価格が1,000円の商品があり、最低入札額が100円だとします。

もし、あなたがこの商品に入札し、入札の予算(最高額)は2,000円に設定したと仮定します。

この状態であなたが最初に入札すると、商品の価格は1,100円となります。

競合相手が存在せず、入札があなただけであれば、1,100円が最高入札額となり、あなたが商品を落札します。

この例では入札の予算(最高額)を2,000円に設定しましたが、これは「落札額=2,000円」というわけではありません。

あくまでも競合相手がいた場合、あなたが設定した限度額(2,000円)まで自動的に入札が行われるという意味です。

さて、ここで問題となるのが自動入札のデメリットです。

実は、この自動入札の機能を悪用した事例が多数報告されているのです。

それが「価格の吊り上げ」と呼ばれる相場の不正操作です。

出品者からすれば、1円でも高く落札して欲しいというのが本音でしょう。

この心理から、出品者の中には複数のアカウントを用いて、不正の価格を吊り上げる人間がいるのです。

やり方としては、出品者がサブアカウント(規約違反)を用いて、自分の商品に入札を行います。(①)

これにより自動入札機能が働き、別のユーザーからの入札が自動的に行われ、商品の価格が上がります。(②)

この①と②を繰り返すことで、商品の価格を吊り上げることが出来るというわけです。

もちろん、最低限のラインを見極めないと、自分で自分の商品を落札してしまう恐れがありますが、そのような場合は出品そのものを取り下げることで落札を回避するのです。

価格の吊り上げは規約違反ではあるものの、傍目では「公正なオークション」なのか「価格の不正操作」なのかを断定する術はありません。

そのため、価格の吊り上げを確実に回避する方法はないのです。

ただ、以下の点に注意することで、ある程度は被害を未然に防ぐことが出来ます。

(1)出品者が極端に低評価であること

(2)他の入札者が同じIDであること

今回の件だけではなく、まともな出品者かどうかを確認するために事前に出品者の評価を確認することが最も大切です。

極端に評価が低い出品者は相応の事情があるため、こうしたユーザーとの取引は行わないようにするといいでしょう。

また、(2)のように、自分以外に入札しているユーザーに着目するといいでしょう。

既に述べた通り、不正な価格操作が行われている場合、出品者はサブアカウントを用いて自分(もしくは共犯者)で入札しています。

そうすると、同じIDのユーザーから入札が続くという不自然な状況が出来上がるのです。

そのため、実際に入札を行う前に、どんなユーザーが既に入札しているのかをチェックしておくといいでしょう。

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